■看護師の守秘義務で正しいのはどれか。
1.患者の死亡により消滅する。
2.事例検討であれば課せられない。
3.退職した後にも継続する。
4.仮に守らなくても刑罰はない。 |
2 |
1. |
(×) |
死者のプライバシーは、遺族のために保護されるべき法益を有する。 |
2. |
(○) |
事例検討は本規定の「正当な理由」に該当し、違法性が阻却される。ただし、個人が特定されないような配慮が必要である。 |
3. |
(×) |
本規定参照。 |
4. |
(×) |
罰則規定は44条の3に規定がある。「第四十二条の二の規定に違反して、業務上知り得た人の秘密を漏らした者は、六月以下の懲役又は十万円以下の罰金に処する。」 |
保助看法42条の2に守秘義務についての規定がある。「保健師、看護師又は准看護師は、正当な理由がなく、その業務上知り得た人の秘密を漏らしてはならない。保健師、看護師又は准看護師でなくなった後においても、同様とする」 |