第4章●系統別のアセスメント

問  題
正解
解  説

■胸背部の観察方法で適切なのはどれか。
 1.視診は深吸気位で行う。
 2.脊柱の触診は前傾姿勢で行う。
 3.ベル型聴診器は皮膚に押し付ける。
 4.打診は肘を支点にして打つ。

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1. (×) 胸背部を視診するときは、吸気位と呼気位の両方を見なければならない。
2. (○) 前傾姿勢をとると、脊柱がせり出すため触診しやすい。
3. (×) ベル型聴診器は血管音や異常心音のような低調音(低周波数)を聴取するときに用いられる。使用するときには皮膚に軽く当てる。強く押し当てると低調音を減衰させてしまうとともに、皮膚が膜型の膜の働きをしてしまう。
4. (×) 打診は手首を支点にして軽く打つ。

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