■胸背部の観察方法で適切なのはどれか。
1.視診は深吸気位で行う。
2.脊柱の触診は前傾姿勢で行う。
3.ベル型聴診器は皮膚に押し付ける。
4.打診は肘を支点にして打つ。 |
2 |
1. |
(×) |
胸背部を視診するときは、吸気位と呼気位の両方を見なければならない。 |
2. |
(○) |
前傾姿勢をとると、脊柱がせり出すため触診しやすい。 |
3. |
(×) |
ベル型聴診器は血管音や異常心音のような低調音(低周波数)を聴取するときに用いられる。使用するときには皮膚に軽く当てる。強く押し当てると低調音を減衰させてしまうとともに、皮膚が膜型の膜の働きをしてしまう。 |
4. |
(×) |
打診は手首を支点にして軽く打つ。 |
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