第4章●系統別のアセスメント |
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問 題 |
正解 |
解 説 |
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■寝たきり患者の呼吸音で重点的に聴診すべき部位はどれか。 |
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長い間寝たきりの状態になると、身体を使わないことによる影響が起きる。これを廃用症候群という。 廃用症候群の中には、全身の筋の萎縮、骨の萎縮、関節拘縮などの筋骨格系の障害が含まれるばかりでなく、精神的影響や、起立性低血圧や沈下性肺炎など全身機能の障害も含まれ、これらに関するアセスメントも重要になってくる。 沈下性肺炎とは、肺下部に血液がうっ滞し、これに感染した状態をいう。 |