段階
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時間
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指 導 内 容
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指 導 方 法
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留 意 点
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導入
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5分
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板書(授業終了まで消さない)
学習目標
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1. |
細胞が生命の最小単位であることをイメージさせる. |
2. |
解剖生理学の知識を元に主な細胞小器官の名称と働きを再確認する. |
3. |
糖の構造上の特性を理解させるために図を使用する. |
4. |
主な糖の名称と構造・所在・特性を理解させる. |
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第1
段階
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15分
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板書
人体の構成
説明
○ |
人体の構成
・ |
臓器:循環器系−心臓,血管など
消化器系−胃,小腸,大腸など |
・ |
組織:上皮組織,支持組織,筋組織など同じ働きを示す細胞の集団 |
・ |
細胞は,生命をつかさどる最小単位であり,細胞内には膜で囲まれた小器官が存在し,それぞれ特有の機能をもつ. |
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○ |
解剖生理学で既に学習済みであれば,器官名・臓器名などを答えさせてもよい. |
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第2
段階
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15分
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2)主な細胞小器官
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板書
○ |
主な細胞内小器官 |
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(1) |
細胞膜 |
・ |
細胞内外の境界 |
・ |
リン脂質の二重層構造でできている |
→ |
テキスト P.10 図2-2 細胞膜のリン脂質二重層 |
→ |
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・ |
細胞内外への物質の輸送
エンドサイトーシスとエキソサイトーシス
能動輸送と受動輸送 |
(2) |
リボソーム
タンパク合成の場 |
(3) |
ミトコンドリア
2枚の膜で,内膜はひだを形成し,エネルギー産生の場 |
(4) |
ゴルジ装置
リボソームで合成されたタンパク質を修飾し,生理的な働きをもたせる. |
(5) |
核
核膜に覆われDNA(遺伝情報の設計図)を含む. |
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説明
○ |
板書以外の小器官については口頭のみで説明する. |
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○ |
ナーシング・グラフィカ1 解剖生理学のP.27 図2-5 ミトコンドリア(模式図)の図参照. |
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第3
段階
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発問
○知っている糖の名称は?
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板書
糖の特色
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・ |
主にC(炭素),H(水素),O(酸素)からなる. |
・ |
アルデヒド基またはケトン基をもつ→アルドースとケトース
→テキストP.11 図2-3 アルドースとケトース |
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板書
単糖を構成する炭素数からの糖の分類
・三炭糖(トリオース)
・四炭糖(テトロース)
・五炭糖(ペントース)
・六炭糖(ヘキソース)
・七炭糖(ヘプトース)
説明
○ |
単糖を構成する炭素数からの糖の分類
→重要なのは五炭糖,六炭糖 |
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○ |
立体異性体
・D体とL体の存在.体内ではほとんどがD体.
→テキストP.13 図2-5 不斉炭素と立体異性体 |
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○ |
鎖状構造と環状構造
・ |
α型とβ型の存在(αグルコースが連なったデンプンは消化できるが,βグルコースが連なったセルロースは消化できない)
→テキストP.12 図2-4 糖の鎖状構造と環状構造 |
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○ |
水酸基,アルデヒド基,ケトン基の形を確認する. |
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○ |
単糖を構成する数からの糖の分類が分かる資料があれば用いる. |
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○ |
ブドウ糖の環状構造を示す図があれば提示,またはテキストの図で,Cに番号がついていることを確認しておくとよい. |
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第4
段階
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15分
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板書
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糖の分類
(1) |
単糖類
単独で存在したり,多糖などの基本単位となる物質. |
(2) |
オリゴ糖(少糖)類
オリゴ糖は数個の単糖が結合したもの. |
(3) |
多糖類
同じ単糖が結合したホモ多糖,異なる単糖が結合したヘテロ多糖. |
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説明
○ |
単糖類
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単独で存在したり,多糖などの基本単位となる物質
グルコース=ブドウ糖=血糖(血液中)
・ |
体内でのエネルギー代謝の中心,さまざまな糖の構成成分でもある.
→テキストP.14 図2-6 主な単糖類の構造で形を再確認(Cが6個,六角形で安定)する. |
その他の単糖
→テキストP.14 図2-6 主な単糖類の構造
・ |
それぞれの糖の所在をテキストにマーカーでチェックする. |
・ |
五炭糖であるリボース,デオキシリボースは五角形で安定.六炭糖では,フルクトースが五角形であることに注目する. |
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説明
○オリゴ糖(少糖)類
単糖が2〜10個程度結合(単糖の水酸基が脱水縮合;グリコシド結合)したもの.
例: |
テキスト P.15 図2-7 主な二糖類の構造
マルトースでは,α1の水酸基と4の水酸基からH2Oが抜けて,Oでつながった形である(セロビオースとの比較).
・ |
それぞれのオリゴ糖について,所在と構成単糖名をテキストにマーカーでチェックする. |
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説明
○多糖類:ホモ多糖とヘテロ多糖
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・ |
主なホモ多糖
デンプン(アミロースとアミロペクチン)
グリコーゲン
セルロース
→それぞれの特徴について,テキストにマーカーでチェックする. |
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○ |
糖は最小構成単位の糖である単糖類の数から分類される. |
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○ |
デンプンとグリコーゲンの構造と結合様式が分かる資料があれば,直鎖・枝分かれ構造を確認する. |
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まとめ
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10分
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課題
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2. |
次回の講義までに,テキストP.17〜28を読んでくる. |
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3. |
小テストについて(実施する場合)
次回の講義のはじめに,理解度確認のための小テストを実施することを予告する.
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○ |
生体の働きや代謝を学ぶ上で,必須となる用語を正しく理解することが求められる. |
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